
知的障害を持つ娘のいる人のお話です
「いつもは徒競走でビリだけど
今日は足を捻挫している子がいるから
ビリじゃないかも?」 と嬉しそうに
学校へ出かけたそうですが 帰ってきたら
「今日もビリだった」 とニコニコしている
聞けば 他の子は先にゴールインし
彼女と捻挫した子が走っていて 捻挫した子が倒れてしまった
すると彼女は後戻りをして その子の肩を抱いて一緒に走り
ゴールで その子を先に行かせたと言うのです
自分を先に考えることを捨てたことで 彼女はもっと大きな何かを得たのです
自分を先に考えるのをやめることで 幸せを感じた彼女の 「幸福」 は
そこから始まった そんなお話を聞かせて頂きました
そうした小さなことから きっと 「豊かな心」 は育つのですね (^.^)