やがて命が尽きる

私たちはそれを｢万が一のとき｣と表現することがよくあります。

しかし、よく考えると、おかしな表現だと思われませんか？

この世に生を授かったものが、その役割を終えてあの世に旅立つ。これは生命誕生のはるか遠い過去から繰り返されてきた摂理です。

そう考えると、命が尽きるのは生きとし生けるものにとって必然であり、｢万が一のとき｣という表現は誤りなのがわかります。

そして、｢万が一のとき｣というものが、それこそ“万が一”にも存在しないことを自覚しておくことが、命について考える時の根本であり、出発点でもあるのです。

命について深く考える時…。それは極論かも知れませんが、一切の例外なく、人が亡くなって初めて発生する心の動きであると考えていいでしょう。

自分の身内、あるいは近い存在の人の死というものは、数年から数十年に1回という、極めて長いインターバルで起こる非日常的な事象であるがゆえ、私たちは死に対する恐怖と共に、その体験を回避したい心理に強く駆られます。

しかし、どんなに逃れたくても、長い人生の中では少なからず様々な形でその体験を余儀なくされます。

その時の悲しみ、苦しみは計り知れないにも関わらず、誰も皆、為す術もなく時の流れに身を任すしかありませんでした。旅立たれる方も、それを見送る方も、重く苦しい空間の中で悶えるように時を過ごすことになります。

その心の苦痛を和らげるために考えられたのが｢事前相談｣、｢生前予約｣というメンタルケアの仕組みです。

けれども、この仕組みが本当の意味で機能しているとは思われません。

｢事前相談｣という名のもとに、葬儀の見積作成のための情報収集や営業活動に利用している例が多く見受けられます。

しかし、ピピの行う｢事前相談｣は、人の心の問題を考えるところが原点です。

刻々と訪れる“お別れ”の時を目前に、旅立つ人も、見送る人も、心静かに落ち着いた状態で暮らしていくために、 ということ。

そのために、私たちの持つ全ての力を出し尽くして、旅立たれるあなたや、見送られるあなたをサポートさせていただくことです。

ピピでは、“旅立ちの日”が近いと自覚されている方、あるいは、そのような方をお身内にもたれる方を対象に、旅立ちの仕度として、次のような内容を中心に無料でご相談をお受けします。

• 旅立ちの日までの心とモノの準備
• 旅立ちの日が来た時の安心できる対応
• 旅立ちの日のために必要な概算費用の算出
• その他どのようなことでも

相談をご希望の方は、お問い合わせページで必要事項を入力して送信してください。

ご相談いただいた方には、速やかに、メールもしくは電話で回答させていただきますが、必要に応じて、弊社のコンサルテーションルームにお越しいただき、専門スタッフが直接丁寧にアドバイスをさせていただきます。

さらに、ご自宅などからインターネットにつないでオンラインでご相談をお受けすることもできます。ご希望の方はお問い合わせページからお申込みください。（無料）

私たちは、ご相談者の個人情報やご相談内容に関しては、厳格に秘密を保持させていただくことを誓います。

命について深く考える時、いやでも直面しなければいけない時が来るとすれば、行動を起こすのは今かも知れません。

始めは、インターネット上だけのご相談でもかまいません。どうか迷わずに、ご遠慮なく、ピピにご相談ください。